罰ゲームは目的ではない
サッカーの練習に罰ゲームは必要でしょうか?トレーニングには適切な負荷が必要です。
「負荷の手段として罰ゲーム」を考えてみます。
例えば、「鳥かご」の罰ゲームが「腕立て伏せ」とします。ここでの目的は「鳥かご」の中にあります。決して、「腕立て伏せ」による腕力向上が目的ではありません。
(広い意味で、罰ゲームはオーガナイズの一部)
罰ゲーム自体は目的ではありません。
罰ゲームに必要な要素は何か
負荷は以下のとおりの要素が必要です。
- 適切な場所に(誰のどこに)
- 適切な量を
- 適切な内容で
- 適切なタイミングで
では、どんな罰ゲームなら効果があるのでしょうか。
誰が受けるか?
→受けることが無いと分かっていたら、その子には罰ゲームの意味がありません。つまり、決まった子に偏るような罰ゲームではなく、誰もが受ける可能性がなければなりません。
どこに負荷がかかるか?
→「罰ゲームを受けたくない」という気持ちが、精神面に作用しないと意味がありません。つまり、罰ゲームがミスを誘発する、集中力を向上させるなど、トレーニングに作用しないといけません。
量は過剰ではないか?
→トレーニング後にも、影響するようなものは避けるべきです。次の練習メニューや翌日にも影響するような量は避けるべきです。
内容は妥当か
→量と似ています。トレーニングに作用すればよいので、過剰な内容は避けるべきです。例えば、特別な準備が必要な罰ゲームは避けるべきです。(テレビ番組の演出ではないですから)
タイミングは妥当か
→トレーニングの内容や意味がわかっていないうちから、罰ゲームによる負荷をかけるのは、適切ではありません。
罰ゲームの有無を伝えるタイミングも大切でしょう。
具体的な罰ゲームは、次回
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