地域のサッカー連盟にて、指導者、審判資格の更新講習を開催してくれました。
(指導者資格の更新は県独自のもの)
2019年度(2019/2020)はルール改正も多かったため、その部分を中心に講義形式でおさらい。
その後、フィールドにてオフサイドに関わる判定について、実技形式で研修しました。
講義
講義では誤解が生じやすい部分として、改めて、以下のような点を確認
p91 アウトオブプレー
◦ ボールが審判員に触れ、競技のフィールド内にあり、次のような場合。
・チームが大きなチャンスとなる攻撃を始めるか
・ボールが直接ゴールに入るか
・ボールを保持するチームが替わる
こうしたすべてのケースでは、プレーはドロップボールによって再開される。⇒ドロップボールになるには条件がありますよ! という部分。
審判に当たったら全てドロップボールという誤解がありそう とのこと
3点目の「ボールを保持するチームが替わる」は、事前に保持していたチームと事後に保持していたチームを把握している必要があります。
少年サッカー(特にU10などの低学年)では、想定外の方向に蹴ってきて、審判にあたってしまうことが多いと思います。そのような時でも冷静に判断できるようにしましょう。
p105 間接フリーキック
◦ 次のような状況で、ボールを手または腕で触れる。ただし、ゴールキーパーがボールをプレーに戻すため、明らかにボールをける、またはけろうとした場合を除く:
・ ボールが味方競技者によって意図的にゴールキーパーにキックされる。
・ 味方競技者によってスローインされたボールを直接受ける。⇒バックパスでもGKが明らかに蹴っていれば(バックパスをキックミスした場合など)、その後は手をつかってよい
その他にも、審判活動の実態を踏まえたアドバイスをいただきました。
実技
実技では地域での声をふまえて、オフサイド判定を確認。- キーパーとの接触が予測される場合→はやめのフラッグアップ
- 2列目の飛び出しが予測される場合→wait&seeで確認の上、判定
- ディフェンスが意図をもって触れた場合→守備されたボールに対する通常プレー
- オフサイドポジションから、パスカットされたボールに関与した場合→相手競技者の妨害でフラッグアップ
子どもたちのため、企画してくださったみなさん、ありがとうございました!