実践記事:ボールを待っていることを伝えよう

2020/02/09

チーム活動

t f B! P L



2020年2月1週目
小学校低学年を対象としたトレーニングの実践記事


主なテーマにしている「相手をみる」のうち、特に攻撃側のオフザボールの選手の動きや関わり方について、遊びをとおして練習しました。

また、ボールに慣れるためのボールタッチ系は以下のメニューを実践

  • リフティング   合計50回
  • 蹴り上げワンバン 合計50回
  • 蹴り上げワンバンをボレーシュート
  • ドリブル(スペースに入る)
  • (縦に抜けるフェイント中心に)
  • ストップ&ゴー
  • ウェーブ
  • ストップ&ゴー(逆足で蹴り出す)


①パス&コントロール

練習メニュー

ショートパスを使った練習。特にオフザボールに注意を払っての練習です。



主な声がけ

「ヒント知りたい人!!」「ボール待っている時に呼んでみよう」「手を使って合図しよう」

「蹴るときは(ボールの)真ん中、止める時は少し上を触ろう」

(相手チームからがくれたアドバイス対して、知ってるよ!の声)「知ってても、やらないとかわらないよー」

KPT

KEEP:よかったので継続

声を出せない子(とてもおとなしい子)も、チョットずつ声が出るように

PROBLEM:わるかったので改善

5人チームにボール3つ与えたが、ペア(3人+2人)でボール回ししたこと、それを改善するオーガナイズや声がけができなかったこと

TRY:次に取り組むこと

ボールが余っていることに対する声がけ
待っている人にはパスするルールとする

子どもたちへ

この練習では、声や動作によるコミュニケーションができてきたね。習慣になるようにしていこう。



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全国高校サッカー選手権で利用されていたボール
サーモボンディングとマシンステッチを組み合わせた、”ハイブリッド”製法ボール




②2vs1

練習メニュー

前の練習でパスを待つ間、オフザボールで声を出すことをやりました。

ここでも、ボールを待っている選手が何をするかを練習します。加えて、相手選手をみて、パスコース作ることも行います


その他、ボール保持者と守備選手がいます。それぞれ、以下を練習します。

ボール保持者はパスとドリブルの選択肢を持って駆け引きしているか
守備選手はパスとドリブルを意識して守備をできているか







主な声がけ

「相手選手の後ろだともらえないね。どうしよう。」

「さっきの練習では声がでたのに、今は静かだね。待っている間、どうする?」

「パス、ドリブル 最初から決めないよー。相手をみて決めよう」


KPT

KEEP:よかったので継続

選手の入替えルールを決めていたので、スムーズ切り替えができたこと

PROBLEM:わるかったので改善

年長のいるグループに対して、練習が進むようなフォローができていなかったこと

TRY:次に取り組むこと

年長のいるグループにはコーチが入り、4人で回すなど、オーガナイズで工夫すること


子どもたちへ

パスコースを作れるようになってきたね。練習でもできるよう、相手選手をみて動く習慣をつけよう。
待っていることを積極的に伝えよう。ボールを持ってる仲間も助かるよ。







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自己紹介

1975年生まれ。2014年からサッカーコーチ活動を開始。ボランティアでスポーツ少年団にて活動中。
息子3人サッカー選手。それぞれ、スポーツ少年団、部活、クラブチーム、サッカースクールで活動。サッカー選手の保護者の目、サッカーコーチの目で子どもたちや息子の成長を見ています。

指導者D 級ライセンス
審判4級ライセンス
スポーツ少年団認定員

関係ないけど
経済産業大臣登録 中小企業診断士
ネットワークスペシャリスト
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