2020年2月末、コロナウィルスの影響で活動禁止となりました。
所属しているスポーツ少年団では、春休み終了まで活動禁止の通達!
今回は、その通達前の実践記事です。
2020年2月4週目
小学校低学年を対象としたトレーニングの実践記事
主なテーマにしている「相手をみる」に関連して、ワンツー(動いて受ける、パス&ゴー)を実施。最後は相手をつけて実施するところまで。ポイントは以下2点
- パスを出した後も動く
- 味方は動く先にボールを出す
結果、動いてボールを受ける
トレーニングの流れと実際のメニュー以下のとおり
(ワンツーは最後に実施)
①コーディネーション&ボールタッチ
コーディネーション
コーディネーションを多めに入れています。今回は基本的な立ち方(後ろ体重しない)を意識付けるためにスキップやケンケンを多めに入れています。- 腕を回しながらサイドステップ両側
- スキップ、後向きスキップ ジグザグ(5m間隔)
- ケンケン、後向きケンケン ジグザグ(5m間隔)
- ケンケンパ、後向きケンケンパ
- パワーポジションでのサイドステップ ジグザグ(5m間隔)
ボールタッチ
ボールに慣れるためのボールタッチ系の練習も継続中。こちらも難易度を低めにボリュームは多めにトレーニングしています。- リフティング 合計50回
- (終わった子を対象に、3回に1回 頭より高いリフティング)
- 蹴り上げワンバン 合計50回
- その場でタップ、プルプッシュ
など
ドリブル&フェイント
タッチの強弱を求める練習
縦に抜けるフェイント
- ドリブル
- ドリブル(細かいタッチから大きく押し出し、決まった場所で止める)
- ドリブル(決まった距離を決まったタッチ回数で)
- カットドリブル(アウト2回イン1回 アウト1回イン2回)
縦に抜けるフェイント
- ストップ&ゴー(止めてインステップで押し出す)
- ウェーブ(止めるふりだけ)
- ステップ&ゴー(止めて、止めた逆足で押し出す)
子どもたちへ
ケンケンやスキップのリズム感や前体重も上手になってきました。試合中の何気ない時にも自然とできるように、繰り返しやっていこう。ドリブルの押し出しの強弱は、全力でやって、試合でも速いかっこいいプレーを目指そう!
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TOC サッカーにも生活にも役立ちますね。②ドリブル&パス
練習メニュー
ルックアップできるよう継続中
上記のメニューを少しアレンジして実施
ドリブル
- 中央エリアに入ったら、空いている場所(3箇所のどれか)へドリブル移動
- コーンや誰かと当たったら、その場でタップ6回
- 一定時間内の回数で簡単な競争
パス
同じく少し応用して実施
- ボールを4つ(マーカー毎の先頭に1つ)に変更。
- 中央エリアまでドリブル
- 残り3箇所にいる人のうち準備できている人へパス(並び順関係なしに誰に出してもOK)
主な声がけ
「よく空いているところ見てた」「ナイスタッチ」
「よく緩急つけた」
「ボールを追いかけている子がいるよ。ボールと一緒に動こう。」
「パスを受ける準備しておこう」
子どもたちへ
ドリブルではルックアップしている姿が少しずつ見えてきました。けれど、まだ周りと当たってしまう子も多いね。ボールと一緒に動くこと、スペースあるなら少し強く押し出すなど、練習していこう。
回数で競争したけど、回数の大小だけでなく、回数が増えるよう頑張った子も聞いていきます。
パスは、中央エリアでキョロキョロ止まっている子が多かったね。
周りの子も、自然と呼んでいてすごいね。
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②パス&ゴー
練習メニュー
前回までの練習で2vs1のワンツーを始めましたが、現象があまり発生しませんでした。しかし、動きを見るかぎり理解は進んでいると感じたので、壁役を固定し以下の点にフォーカスして成功体験が増えるよう練習。
- パスの後に動くこと
- スペースへパスすること
- 動きながら受けること
途中、子どもたちから 「パスの距離が近い子がいるから、なんとかしたい!」声が
そこで、簡単に半分のエリア分けをして、隣のエリアの人にパスするようルール追加。
相手選手をつけて、パスカットされない距離、パスできないなら他の壁役を使う、まで体感。
主な声がけ
「いいよー、ぎりぎり追いつくパスを出してあげよう」「よくスペースで受けたね。手で合図したから伝わったね。」
「壁役の人がボーッとしてると、パス出せないよー。3人いるから、意識しよー」
KPT
KEEP:よかったので継続
スペースに出す、動いて受けるが体感できたことPROBLEM:わるかったので改善
メンバーの入れ替わりが分かりづらく、時間がかかってしまったこと特に守備役を入れてから、攻守の交代なのか、壁役の交代なのかが、分かりやすく伝えられなかった。
TRY:次に取り組むこと
役割をビブスの色で分けるなど、工夫する。(3色+ビブス無かな。。)子どもたちへ
年長の子も、基本的な動きを理解(質問に答えてくれた!)していて、驚いたのと、うれしかったよ強いパスを出せるよう、並行して練習しよう
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